Google

←HOME

お問い合わせサイトマップ各社のWebへ

ロックウールとは製品紹介環境・安全工業会の概要トピックス
ロックウールQ&A

巻付け耐火被覆材

1 . 巻付け耐火被覆材について

2 . 固定ピンについて

3 . 認定について

4 . 施工について

5 . 品質管理について

6 . 安全衛生について

7 . 採用上の注意点について

 

 

 

1 . 巻付け耐火被覆材について

1-1:巻付け耐火被覆材とはどのようなものですか?

  • 火災時の高温でも形状変化が小さい耐熱ロックウールの表面に、難燃性の不織布を接着貼りした材料です。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

1-2:耐熱ロックウールとはどのような繊維ですか?

  • 巻付け耐火被覆材の基材に使用している材料で、製造方法は通常のロックウールと同様ですが、より耐熱性にすぐれた繊維です。化学組成は酸化物と仮定した場合、SiO2, CaO, Al23, MgO, Fe23です。
耐熱テスト

高温下においても長さ方向および幅方向の収縮はしますが全体的な収縮は少なく、その形状を維持することができます。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

1-3:材料の経時変化はありませんか?

  • 耐熱ロックウールは無機質繊維であり、通常の使用環境下では経時変化はありません。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

1-4:表面の布の材質は何ですか?またどのような目的で使用しているのですか?

  • 難燃性ポリエステル不織布です。耐熱ロックウールからの発じん防止、施工時の耐熱ロックウールの切れ防止、意匠の向上を目的として使用しています。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

1-5:巻付け耐火被覆材の熱伝導率はどの程度ですか?

  • 0.034 W/(m・K)(23℃)測定値です。
測定機関 : 一般財団法人建材試験センター
測定方法 : JIS A 1412-1994 平板直接法
測定日 : 1996年12月11日

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

1-6:巻付け耐火被覆材の吸音性能はどの程度ですか?

  • 巻付け耐火被覆材の残響室法による吸音率は下図の通りです。
耐火被覆材吸音率
巻付け耐火被覆材の吸音率
(JIS A 1409-1998(残響室法吸音率の測定方法)に準拠)
厚さ/周波数(Hz) 250 500 1000 2000 4000
20mm 0.20 0.54 0.94 1.18 1.26
40mm 0.54 1.00 1.17 1.03 1.05
測定 : ニチアス株式会社
測定日 : 2002年4月5日

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

2 . 固定ピンについて

2-1:固定ピンの材質はどのようなものですか?

  • 材質は以下のものを推奨しています。
    ピン部:JIS G 3507 冷間圧造用炭素鋼線材
    ワッシャー部:JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

2-2:溶接したピンの溶接強度はどのくらいありますか?

  • 錆び止め塗装の有無で引張り強度は変わりません。
錆び止め塗装なし 1,498N/本
一般用錆び止め塗装(JIS K 5621) 1,526N/本
鉛・クロムフリー錆び止め塗装(JIS K 5674) 1,531N/本
(塗装の厚さは約100μm。各5点の平均値)

※施工箇所の環境・使用材料・施工条件により強度は異なります。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

2-3:固定ピンに防蝕処理はしてありますか?

  • ワッシャー部には亜鉛メッキ、ピン部には銅メッキを施しています。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

3 . 認定について

3-1:被覆する鋼材の種類と寸法によって耐火認定番号は異なりますか?

  • 耐火認定には使用できる鋼材の種類や寸法が決められています。巻付け耐火被覆材の認定も、鋼材の種類や寸法、形状により認定番号が異なります。詳細につきましては、取り扱いメーカーにお問い合わせください。
・ニチアス株式会社 .03-4413-1161
・ナイガイ株式会社 .03-3635-6213
・エーアンドエー工事株式会社 .045-503-7730
・株式会社和久産業 .03-3551-1831

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

3-2:巻付け耐火被覆材は不燃材料ですか?

  • 巻付け耐火被覆材は、国土交通大臣の不燃認定を取得しています。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

3-3:巻付け耐火被覆材はホルムアルデヒド規制の対象になりますか?

  • 耐火被覆材は、建築基準法によるホルムアルデヒド規制の対象外です。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4 . 施工について

4-1:施工時の厚さ管理はどうしていますか?

  • 巻付け耐火被覆材は、製造工場での検査に合格した製品です。従って施工時の厚さ検査は不要となります。現場においては、納入時に製品の厚さを確認して施工します。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-2:被覆する鉄骨に下地処理は必要ですか?

  • 施工に際して特別な下地処理は必要ありません。ただし、鉄骨に錆や、セメントノロが多い場合は、溶接性に影響を与える場合がありますので、あらかじめ取り除く必要があります。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-3:不織布端部(耳)を接着する場合、推奨する接着剤はありますか?

  • 不織布端部(耳)の接着は、以下の接着剤を推奨しています。

推奨接着剤:コニシ株式会社製 スプレーのり Z−3

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-4:他職種工事との同時作業は可能ですか?

  • 施工時に粉じんの発生はほとんど無く、繊維の飛散養生を必要としませんので、他職種との併行作業が可能です。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-5:施工時の養生は必要ですか?

  • 条件によって養生は必要となります。
    雨水がかかる場合は雨養生を行い、巻付け耐火被覆材に水がかからないように配慮してください。また、外壁の取付け前に施工する場合は、防風ネット等の養生をしてください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-6:溶接の火花養生は必要ですか?

  • 溶接時に溶接部は巻付け耐火被覆材に覆われ、溶接火花が外部へ飛散しにくいため、基本的に養生は不要です。溶接の近くに可燃物やガラス類がある場合は、念のため不燃材で養生をしてください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-7:コーナー部分等が施工時につぶれることがありますが、性能上影響はありませんか?

  • 耐火試験に使用する試験体は現場と同様に施工します。コーナー部分がつぶれたり、ピン溶接部分の材料厚さが薄くなりますが、その状態で性能を確認していますので問題ありません。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-8:デッキプレートの隙間処理はどうすればいいですか?

  • 巻付け耐火被覆材で隙間をふさいでください。隙間の奥行きは被覆材の厚さ以上詰め込んでください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-9:はり貫通部の処理はどうすればいいですか?

  • 配管やダクトの貫通部は、はりの耐火被覆材とダクトの耐火被覆材が下図のように連続して、鉄骨が見えない様に処理することが必要です。
耐火被覆材吸音率

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-10:折板屋根とはりとの取り合い部の処理はどうすればいいですか?

  • 下図の様に、はりに対して4面巻きにして施工してください。
耐火被覆材吸音率

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-11:CFT柱は鋼管柱の認定をつかってもいいですか?

  • 鋼管柱の認定は使用できません。CFT柱の認定を使用してください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

4-12:施工時の粉じんはどの程度ですか?

人造鉱物繊維の個人暴露許容濃度 1f/ml(産業衛生学会許容濃度)に対して十分に小さく、人体に影響がないレベルです。

@個人暴露濃度
     巻付け作業      繊維数濃度0.09 f/ml
     切断作業      繊維数濃度0.03 f/ml
A作業場内濃度
     巻付け作業周辺      繊維数濃度0.01〜0.10 f/ml
     切断作業周辺      繊維数濃度0.03〜0.06 f/ml
測定方法 : 繊維数濃度測定法
測定場所 : 埼玉県某倉庫
測定機関 : 株式会社エフアンドエーテクノロジー研究所
測定日 : 2017年11月29日

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

5 . 品質管理について

5-1:材料の品質管理として何を行っていますか?

  • 工場にて寸法(厚み、幅、長さ)とかさ密度の管理をしています。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

5-2:施工管理はどのように行っていますか?

  • 目視により目地、取り合い部の隙間、材料の破損、ピン本数・ピッチの外観検査をしています。また、ピンは触手による溶接具合の確認を行っています。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

6 . 安全衛生について

6-1:施工時の安全衛生として何が必要ですか?

  • ヘルメット、墜落制止用器具(安全帯)、安全靴(踏抜き防止インソール装着)、防じんマスク(国家検定品推奨)、手袋、保護メガネを着用して作業を行ってください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

6-2:溶接の資格は必要ですか?

  • 法的な制限はなく、特別教育等の資格は必要ありませんが、ロックウール工業会では作業者に対して、溶接機の取り扱いや溶接方法を含めた巻付け耐火被覆について講習を行い、修了者証を発行しています。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

6-3:廃棄物として発生した巻付け耐火被覆材は、どのように処理をすれば良いですか?

  • 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく「ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず」に該当し、産業廃棄物として適切に処理することが必要です。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

6-4:耐熱ロックウールの繊維は、呼吸器系に影響を与えますか?

  • 耐熱ロックウールに限らず、どのようなもの(物質)でも呼吸器系に取り込まれることは好ましいものでありません。取り扱いに際しては、防じんマスク等の保護具を着用してください。

ロックウール工業会ホームページ:Q&A>ロックウール全般>Q-9(ロックウールは人体に有害ですか?)
をご参照ください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7 . 採用上の注意点について

7-1:結露への対策は必要ですか?

  • 材料自体の透湿抵抗が小さいため、結露が発生する可能性のある箇所には結露の対策を施してください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7-2:風対策は必要ですか?

  • 外壁に開口部がある建物(立体駐車場)など、風が直接当たる箇所に施工する場合は、耐風仕様にて施工してください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7-3:鳥害への対策は必要ですか?

  • 開口部がある建物においては、鳥害のおそれがありますので梁下にネットをはる等の対策が必要です。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7-4:水濡れによる影響はありますか?

  • 施工中一時的に耐火被覆材が濡れたとしても、乾燥すれば耐火性能に影響はありませんが、施工計画上、漏水や雨掛かりの無いように対策を取ってください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7-5:鉄骨の錆止め塗装は必要ですか?

  • 一般的に耐火被覆に防錆効果は無いと考えられ、巻付け耐火被覆材も同様です。したがって建物の使用用途、環境等により、決定すべき内容と考えます。
  • 参考:
  • 鉄骨工事技術指針・工事現場施工編(日本建築学会)2018年度版
    9.3 耐火被覆と塗装の適合性(P.367、368)

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7-6:固定ピンの溶接は鉄骨に影響を与えますか?

  • 溶接の際、溶接部の温度は約5,000℃〜約7,000℃になりますが、溶接は0.01〜0.02秒と極めて短い時間で行われます。
    ピンの太さは2〜3mmと細く、鉄骨に対して溶接部の面積は非常に小さく、また溶接時間も極めて短いので鉄骨への影響はありません。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7-7:固定ピンの溶接時に電磁波は発生しますか?

  • 溶接時に溶接ケーブルより電磁波が瞬間的に発生します。
    改修工事等で溶接する際は、パソコンなどの電子機器に悪影響を及ぼす恐れがありますので、電子機器等を除いてください。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

7-8:振動への耐性はありますか?

  • ピンで溶接固定しているため、振動に対する耐性は十分あります。また巻付け耐火被覆材には柔軟性があるため亀裂、割れ等の心配はなく、倉庫等で振動が加わる部位にも安心して使用できます。

▲ 項目のTOPへ

PAGE TOP ▲

ロックウールQ&Aロックウール全般吹き付けロックウール巻付け耐火材
カタログ・資料 ダウンロード
カーリング日本男子 SC軽井沢クラブ応援スタジアム
断熱バンド ザ・ロックウールズ
住宅用ロックウール断熱材・防音材
ロックウール吸音天井板
ロックウールの法則を知っていますか?(節電効果)
ロックウール天井板の吸音効果
ロックウール製品の特性と取り扱いPDF
アスベスト(石綿)関連情報
ロックウール工業会
Rock Wool Association Japan
〒111-0052
東京都台東区柳橋2-21-13
東洋ビル4階
TEL:03-5835-2569
Google Map を見る